NPO法人 いのちのミュージアム（東京）

「いのち」はかけがえのないものだが、当り前のことが当たり前でない現実がある。「いのち」を軽んじた身勝手な理由による事件事故、あるいは自ら「いのち」を絶たざる得ない人が絶えず、大きな社会問題になっている。
問題解決、予防的な方策として、「いのち」をキーワードに様々な表現を発信する等、日常の中で「いのち」の大切さに思いを巡らせ、語り、行動する機会を提案、提供することを目的としているのが「いのちのミュージアム」である。「生命（いのち）のメッセージ展」は、その根幹をなす活動であり、犠牲者ひとりひとりの等身大の人型と遺品の靴を展示して、悲惨な事件事故の現実とかけがえのない「いのち」のことを伝えるアート展である。「被害者支援」「いのちの教育」等々様々な側面を持つものであり、全国で巡回展を実施している。昨今は教育現場での開催、また矯正更生施設での開催と広がって、啓蒙啓発に大きな力を発揮している。

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